「金投資 初心者が知っておきたい基礎知識」へようこそ。
株式市場が長期低迷するなか、金投資による資産運用に関心を寄せる人が増えてきています。
金投資の初心者として知っておきたい基礎知識と、金地金・純金積立・金ETFなど代表的な金投資商品のメリットを手早く比較できるよう、やさしく解説しました。
金投資のリスクや税金についても、最低限押さえておきたいポイントを説明しています。
当サイトは不定期に更新しますので、よろしければ「お気に入り」に入れておいてください。
金投資のメリットと人気、初心者の基礎知識
金投資入門の第一歩として、「なぜ金投資は、こんなにも人気がでてきているのか?」という点にかかわるポイントを、まずは押さえておきましょう。
一般に金投資のメリットとして、以下の点が強調されています。
●株式や債券は国や企業など「発行体」の信用力に全面的に依存していますが、金は「それ自体の価値が世界的に認められている実物資産」です。
金という実物そのものに価値が見出されているため、株券などのペーパーアセットと異なり、価値がゼロになってしまうことが決してありません。
加えて流動性・換金性も高いことから、安心感や利便性も、金を保有するメリットとなっています。
●金はインフレに強い。
ドルや円などの「ペーパーマネーへの信認」が大きく揺らぐなかで、金は信用不安に強く、インフレに対する保険的な機能を持っています。
●金は今後30~40年で世界的に枯渇するといわれています(7~9万トンと推定される世界の埋蔵量に対して、年間生産量がおよそ2,500トンで推移しているため)。
このような「資源としての絶対的希少性」が、金需要の先高感を当然に強めています。
●金は株式・債券などと値動きが連動しない性質があることから、分散投資の対象資産としても非常に適しており、資産ポートフォリオの2割程度は金を組み入れるという投資家も多いようです。
金投資、他の投資対象と比較したときの優位性
金投資にどのようなメリットがあって、どういう面ですぐれているかを、今度は他の投資対象と比較しながら見てみましょう。
金投資のメリットと人気、初心者の基礎知識。 でも述べましたが、株式や債券などのペーパーアセットは基本的に「発行体の信用」に依存しています。
国債なら国の信用、社債ならその会社の信用がどうかということになります。
民間企業の株式・社債はいまや、たとえ一部上場企業であろうとも、つねに万一の破綻リスクを考えざるを得ないご時世となっています。
2008年における国内上場企業の経営破綻は戦後最多の33社、2009年には20社が破綻しています。
それでは、国債を発行する我らが日本国の信用リスクはどうでしょうか。
国債は国内で大半が消化されており、累計発行残高が542兆円(2007年度末)もあって将来的リスクこそ完全に拭えないものの、500兆円の政府資産・1400兆円の個人金融資産をバックにしたその信用は依然として強固なものがあり、活発に取引されています。
しかし日本国債の利率(リターン)があまりに低いため、まずまず安全ではあっても、個人の資金運用としてのうまみはなさそうです。
また個人向け国債は5年の固定型と10年の変動金利型がありますが、10年ともなると現状の日本経済の状況からして、金利動向の先読みがかなり難しそうなことなども、個人が行う投資としてはマイナス要因となります。
外債投資の場合はこれに為替動向もからんでくるので、なおさら判断が難しくなります。
金投資にはこのような発行体への依存、すなわち信用リスクが無いことから、万一の信用不安が発生して株式や債券が値下がりする局面においても、その資産価値を維持することができます。
金価格は、株価と基本的に「逆相関関係にある」と言うこともできます。
これは金投資が分散投資の一対象として重視されている理由のひとつです。
すべての記事は⇒こちらから